ダイエット

痩せることと、体重が減ることは、同じようで違うこと。健康的なダイエットとは?

にゃんちゃん
にゃんちゃん
鏡をみて、身体のラインが変わって喜んでたんだけど、体重計に乗ったら、全然体重減ってなかったー。痩せてないのかなー?
雪丸くん
雪丸くん
痩せる=体脂肪が減ることをイメージしているのであれば、体重の変化は少しずれることがあるよ。痩せていても体重は減ってないことはよくあるんだ。

体脂肪が減っても、体重が減らないことはよくある

ダイエットを始めて、

「体が引き締まってきたような気がするのに、体重が変わらない」

そんなことありませんか?

「なんで?痩せてないの?」と不安になりますね。

ここで一度、『体重』が何を表している数字か考えてみましょう。

体重=脂肪+筋肉+内臓器+血液+骨+etc…

身体を構成する多くの要素の重さの合計が、体重です。

ですので、脂肪が減っても、筋肉が増えれば体重は変わらないこともあります。

また、脂肪が減っても、しっかり水分を補給すると、逆に体重が増えていることもあります。

では、「脂肪が減って、筋肉が少し増えて、水分を補給した結果、体重が500g増えました」

これを太ったと呼ぶでしょうか?

体重の変化に一喜一憂しないでください。

長い目でみて、体重以外の身体の見た目や動きの変化を感じましょう。

汗をかくだけでは、脂肪は燃えてない

「痩せるためにサウナでしっかり汗を流そう」と考えたことはありませんか?

残念ながら、かいた汗の量と、脂肪燃焼量は比例関係にはありません。

つまり、

大量に汗をかいたからといって、脂肪がたくさん燃えたわけではなく、

逆に汗をかいてないからといって、脂肪が燃えていないわけでもないです。

ただ発汗直後の体重は必ず減っています。

それは、体内の水分が減ったからです。

水分は身体のなかで一番多い要素で、

体重減少のために最もコントロールしやすい部分です。

カラダは水でできている人にとって大切な水について初心者向けに基礎知識を解説しています。1日の目標摂取量や水道水とミネラルウォーターの違いなどを紹介しています。水についての基本を知りたい方向けの記事です。...

ボクサーの減量の姿などから、「減量=汗を流す」と思われることもあるかもしれません。

しかし、ボクサーの減量(絶対的な体重制限をクリアすること)と、

脂肪を燃やして健康的に痩せるためのダイエットは、全くの別ものです。

無理な減量は、明らかに身体を傷つける行為です。

最初に戻りますが、「体重が減らない=痩せていない」のではありません。

脂肪が減って、筋肉が増えると、それは痩せていると考えます。

見た目が変わっているのはそういうことです。

おわりに

体重は、ダイエットの大切な指標ですが、それが全てではありません。

体重が減っていなくても、見た目や、体の動きなど、

他の指標で身体の変化を実感できていれば、自信を持って続けてください。

継続すると、必ず体重も後からついてきてくれますよ。