栄養

カラダは水でできている

にゃんちゃん
にゃんちゃん
ミネラルウォーターっていろんなところで売ってるし、今はウォーターサーバーもたくさんあるけど、やっぱり水道水よりカラダにいいのかな?
雪丸くん
雪丸くん
水道水の成分は地域により違うよ。自分の身体を作っている水については、一度調べてみよう!

カラダは水でできている

人の体の約60%は、水でできています。

赤ちゃんはもっと多く、約75%が水です。

人は「水」と「睡眠」があれば、2-3週間は食べ物がなくても生きられます。

でも、水がないと5日も耐えられません。

それだけ人にとって大切な「水」について調べてみましょう。

1日に必要な飲水量は1.5L

水分は食事と飲み物から摂取可能です。

飲み物から必要とされる量は成人男性で1750ml, 成人女性で1400mlです。(E Jequier, et al. Eur J Cil Nutr. 2010)

Water as an essential nutrient: the physiological
basis of hydrationより 改編

妊娠や授乳中の場合はさらに必要量が増えます。

あなたは1日にどのくらいの水を飲んでいますか?

1500ml(1.5L)=500mlのペットボトル3本ほどを飲んでいますか?

意識しなければ、なかなか難しいですよね。

そこで、水道がない時でも手軽に飲めるミネラルウォーターは、

現代の忙しい人たちに、有用なものだと感じています。

水道水とミネラルウォーター

日本の水道水は、定期的な水質検査で安全が確認されています。

また日本のミネラルウォーターは殺菌処理が厚生労働省で義務付けられており、こちらも安全が担保されています。

また、日本で市販されているミネラルウォーターはほとんどが国産です。(国産93.5%, 2021年)

コンビニなどで手軽に手に入りますが、消費量を海外と比べると、

日本は水道水を飲む割合が高いと考えられます。

硬度とは?

水を示す成分の一つに「硬度」があります。

軟水硬水に大きく分けられますが、

なんとなく「ダイエットの時は硬水がいい」と思い、

エビアンやコントレックスを飲んでいませんか?

硬水がダイエットに有効な理由は、

  1. ミネラルの補給
  2. 便秘解消

があります。

硬水に多く含まれるマグネシウムは、便秘の治療に処方薬としても使用されるものです。

便を柔らかくする作用があることから、

便秘による腸の機能低下を防止することでダイエットに有効です。

ただし、硬水に慣れていなければ、

下痢になってしまうこともあります。

過剰摂取は身体に負担になります。

特に腎臓が悪い方(腎機能障害がある方)は、高マグネシウム血症に注意が必要です。

健常な方であれば、問題になることは少ないですが、

飲めば痩せるわけではないことはご理解ください。

おいしい水の定義

かなり古いですが、厚生省(当時)おいしい水研究会が1985年に定義した

「おいしい水」の要件が、下記になります。

水質項目要件値
蒸発蒸留物30〜200mg/L
硬度10〜100mg/L
遊離炭酸3〜30mg/L
過マンガン酸カリウム消費量3mg/L以下
臭気度3以下
残留塩素0.4mg/L以下
水温最高20℃以下

水質について、東京都水道局ではホームページに公表していますし、

皆さんのお住まいの地域の水質も自治体や水道局から知ることができます。

例えば

中央区日本橋浜町の硬度は64.8mg/L

奥多摩日原字大澤の硬度は26.6mg/L        (2021年12月時点)

でした。

ぜひご自宅の近くを調べてみてください。

日本国内では多くの場所で「おいしい水」の要件をクリアしていると思います。

ミネラルウォーターが水道水より優れている点を挙げるとすれば、

どこでも、好みの味と水質の水が飲める

ということが最大の利点ですね。

美味しい水のオススメ

水を美味しく身近に常に置いておくためにオススメがあります。

ウォーターサーバー

ポット型浄水器

たくさんのウォーターサーバーが今は導入可能です。

私はプレミアムウォーターのウォーターサーバーを使用しています。

値段は他社と比べて格別安いわけではありませんが、

自分の好みの採水地が選べることと、

amadanaのデザインが好きで水を組むたび幸せな気持ちになっています。

ウォーターサーバーを置くスペースがない方には

BRITAの浄水器、特に『fun』がおすすめです。

カラフルで、使い勝手もとてもいいため、冷蔵庫に常備しています。

作り置きしたものを、エコロジーのため、お気に入りのボトルに入れて携帯するのもいいですね。

おわりに

1日1.5Lの水を飲める環境を整えましょう。

おいしい水を飲むことは、良いカラダ作りの第一歩です。